GWもとうとう終わってしまいました。でも明日から二連休です。まぁ普通の土日ですね。
今回は、GW中に読んだ本の内容を紹介します。

日経ソフトウェアの、「最初からきちんと学びたい人のプログラミングの入門書」です。
僕はプログラミングについて正直あんま分かってなくて、ネット見ながら感覚的にアプリを作ってるため、
プログラミングの”根”の部分が理解できてないというか、ほんとに表面上の皮のしか理解してないため、
一度ちゃんとした本で勉強した方がいいと思ったので購入しました。
構成は、
1部:プログラミング言語の種類の紹介、簡単なプログラムの紹介。
2部:コンパイルやライブラリ等のプログラミングの基礎の解説。
3部:OSとデータベース。
4部:Javaとオブジェクト指向について。
5部:Androidアプリの開発。
付録:書籍紹介。
となってます。ぱらぱらと立ち読みしてて、他のプログラミング言語の簡単な解説や、
SQLやらJavaやらAndroid開発にも触れてるため、なかなかよさそうだったのでこれにしました。
読んだ感想としては、色々幅広い知識が身に付いたと思います。
最初の色々なプログラミング言語の解説はなかなか面白く、
サンプルとして"Hello,World!"っていう文字列の出力方法が載っていて、
例えばJavaでは、
public class Hello{
public static void main(String[] args){
System.out.printIn("Hello,World!");
}
}
てな感じですが、Rubyという言語では、
puts "Hello,World!"
と、一行だけで書けたり、COBOLという言語では、
IDENTIFICATION DIVISION. PROGRAM-ID. HELLO-WORLD.
ENVIRONMENT DIVISION.PROCEDURE DIVISION.
DISPLAY "Hello,World!". STOP RUN.
と、なんだか呪文のようだったりで、それぞれの言語でだいぶ異なるなど、
勉強になります。ただC#のように、
using System;
class HelloWorldApp{
public static void Main(){
Console.WriteLine("Hello,World!");
}
}
と、なんとなくJavaを知っていれば理解できるようなのもあったり、コンパイラ言語、
スクリプト言語、オブジェクト指向、手続き型言語などの種類によってそれぞれ似てたりして、
プログラミング言語の全体像が見えたような気がします。これらの用語も詳しく解説してあります。
主流なのはやはりJava、勉強目的や組み込み系ならC言語、他用途に応じて色々、って感じですかね。
僕は特にWeb系言語のPHPに興味を持ちました。
2部はプログラムというかコンピュータの中身の部分の解説をしていて、アルゴリズムがどうとか、
ライブラリがどうとかいう解説をさらっとしてあります。
3部はOS、データベースの解説で、OSについてはスワップとかカーネルとか、ハードウェア寄りの
解説が多かったです。初心者向きに丁寧に解説していましたが、
それでも正直僕には難しくてサッパリ分かりませんでした。
なんというか、こういうパソコンの構造や仕組みについては、どうも興味が持てません。
僕はプログラミングをガシガシやりたいんですよね。
でもこういうのに興味がある人にはいいかもしれません。
データベースは特にSQLについて分かりやすく解説していて、
僕は実際家計簿アプリでもちょろっと使ってたため、こういう使い方すればスマートに
データをまとめられるのかと感心させられました。
4部はJava、オブジェクト指向の解説をガッツリしていて、じっくり読んだ結果、
今まで表面上しか理解していたかった部分を、ようやく中身まである程度
理解できたかなぁという気になりました。
5部はAndroidアプリの開発手順を20ページ程度でさらりと書いてる感じですね。
これはElipseを導入して、簡単なアプリを作って動かすまでの手順や用語の解説です。
サンプルアプリやEclipseがCDに収録されています。
Androidプログラミングは基本的にJavaをベースにしていますが、setOnClickListenerやonCreateなど、
Androidプログラミング独自のコードもあり、基本的なコードの解説も適宜あります。
ただ、やっぱりページ数的にほんとに基本的な解説だけで、そこまで詳細には書いてなかったので、
Androidプログラミングを基礎からじっくり学びたいという場合は、
別途他の解説書も買った方がいいかもしれないです。
僕もなんかしら買うと思います。
読んでみて、プログラムの基本的構造や、オブジェクト指向のクラスやインスタンス化などの概念が
しっかり理解できたのは、大きな収穫だったと思います。やはり体系的に学ぶ事は、
一度どこかでしっかりやっといた方がいいですね。
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最初からきちんと学びたい人の
プログラミングの入門書
日経BP社発行。
価格は税込1980円です。
Androidアプリ開発ランキング
- 2011/05/06(金) 23:25:47|
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